【真似厳禁!】格闘家が行う水抜きとは

おはようございます!前田です。
今回はよく聞かれる水抜きについて書きます。

水抜きといっても取り合えず水を取らなければいいというわけではなく
塩抜き、ウォーターローディングなど
事前準備が必要なのでそれについてまた別で。

目次

水抜きとは

水抜きとは
格闘家が自身の階級に合わせるための減量方法の一つで
体重の50%以上を占める体水分を試合直前に一時的に減らすこと。

主に前日、当日に下記で体重を落としていきます。

  • 半身浴
  • サウナ
  • 暖房の利いた室内やサウナスーツを着用した状態での有酸素運動

通常の生活では考えられないほどの水分を抜くため非常に過酷です
*普段から沢山水飲みましょうね

どのくらいまで落としていいのか

選手によりますが翌日の試合でしっかりとパフォーマンスを発揮するためには
契約体重の5%以内に収めるのがいいと言われてます。

僕は大体いつも2〜3kgくらい水抜きしてます。
(最近はバンタム級53.5kg契約で試合をしているので2,7キロ以内が理想となります)

人間には水分が必要と実感できる一覧を添えておきます

体内の水分が失われた時の症状
2% : のどの渇きを感じ、運動能力の低下。
3% : 強いのどの渇き、ぼんやり感、食欲不振など
4~5%: 発熱や頭痛、めまいなどの脱水症状があらわれる。
5〜10%: 身体動揺、けいれん
そして、10%以上になると、死にいたることもあります。

やり方 

水抜きのやり方としては

  • サウナスーツを着ての運動
  • サウナ
  • 半身浴など

色々な方法がありますが
僕はサウナスーツを着た運動と半身浴で落とすのがあってました!

残りの体重と体調に合わせて
選んでいくのがベストですね。

これも各項目で細かいやり方があるので
個別記事で書きますね。

まとめ

調べればあらゆる情報が出てくるので
とてもいい時代だと思います!
ただ鵜呑みにしてそれを信じ込んでしまうのはいいことではなく
人には合う合わないがあるので色々試してみた方がいいです。

あと
過度な減量が賞賛されるのもよくない事だと思います。
調整できてない証拠ですからね。

アマチュア大会に出てる人も多いので再度伝えておきます。
アマチュアに水抜きは不要
試合までにしっかりと水分が戻るのは
難しいです。

p.s.
去年水抜きに失敗し計量会場に向かう途中で
緊急搬送されプロとしてしてはいけない
試合を中止にしてしまった経験があるので
その時のことお話ししておきます。

まず
当日体重自体はリミットまで落ちました。
最近は運動と半身浴だけで落としてたのに
いつもより体重の落ちが悪く
普段行かないサウナに行って失神状態になりました。

気がついたら点滴を打っている状態で
もうその時点で体重が増えてしまってるので
計量もクリアできないですし
当たり前にドクターストップです。

脱水症状に自らなっている状態なので
運ばれたら終わりです。
原因は精神的に焦った事が一番で
普段しない事をしてしまった事にありました。

全ては知識不足、準備不足から起こった事でした。
最近も計量オーバー相次いでますね。

みんなが勉強してなくなりますように

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