おはようございます!前田です。
皆さんはムエタイとキックボクシングの違いを説明できますか?
キックボクシングとムエタイ(タイ式ボクシング)は
共に格闘技ですが、いくつかの違いがあります。
当ジムはムエタイジムですが一般的な認知度から
名称はキックボクシングジムの方を採用しています。
下記に一覧を作ったので比べてみてください!
競技の違い一覧
キックボクシング | ムエタイ | |
---|---|---|
起源国 | アメリカ、日本 | タイ |
主な攻撃 | パンチ | 蹴り |
技の種類 | パンチ、蹴り、膝 | パンチ、蹴り、膝、肘 |
※1)採点基準 | 相手へのダメージ | 技の美しさ、的確さ |
※2)首相撲 | 無し | 有り |
※3)ワイクルー | 無し | 有り |
(※1)採点基準
常にKOを狙っているキックボクシングと
攻撃の美しさ、華麗さがポイントになるムエタイでは試合展開も大きく変わります。
同じ試合内容でも、
もう一方のルールでは勝者が変わるような事もあります。
一般的にはムエタイの採点の方が難しく分かりずらいと言われてますね。
(※2)首相撲とは
首相撲とはタイ語では「プラン」と言い
ムエタイ特有の技術です。
相手の首をつかみ
最終的にお腹に膝を打ったり、顔に膝を打ったり
肘で切り裂いたりして相手を倒すのが目標です。
タイではこの首相撲がとてもポイントが高く
首相撲の展開が長く続く試合も多いです。
(※3)ワイクルーとは
ワイクルー(ไหว้ครู)とは
「師(クルー)に合掌する(ワイ)」、「師に礼を示す」というニュアンスの意味を持つタイ語。
試合前に行われる儀式で
選手はリングの上で踊ります。
ワイクルーは色んなバージョンがあり
選手はみんなそれぞれ違うワイクルーを持っています。
選手のワイクルーを見てその選手の出身地や
どこジム所属の選手なのか判断する事が出来る人もいるくらい
特徴の出る儀式なんです。
まとめ
いかがでしたか?
今回の記事では
ムエタイとキックボクシングの競技の違いについて説明しました。
キックボクシングはムエタイの派生なので
一見すると似ているように感じますが
詳しく見ていくと全然違う格闘技だということが分かったと思います。
他人の試合を見た時に自分で判定してみると
どのくらい見方が合ってるのかがわかると思います!
まあ、
プロの審判でも散々文句言われたり
誤審で炎上したりもありますが、、、、
人間が判断してるものなので感覚の違いはありますよね。
p.s.
首相撲って本当にバランス感覚とタイミングが大事で
パワーより技術が勝るので面白いんですよ。
当時20歳頃タイで練習した時
高校生の階級下の子にバンバン投げられたのも
いい思い出です。
その子は今やチャンピオン(になっててくれるといいな)
コメント